実質賃金プラスも消費は減少?夏ボーナスの魔法は続くのか…

こんちには!Manaです。

ついに来ましたね!実質賃金が2年3カ月ぶりにプラスになったという、ちょっと明るいニュース。
でも、ちょっと待ってください。表面だけ見て「やったー!」と思うのは早いかも。

厚生労働省のデータをよくよく見ると、このプラス転換、実は夏のボーナス効果が大きかったみたいです。では、これで僕らの生活がすぐに楽になるかというと、そうでもないかもしれません。節約志向が根強い今、まだまだ先行き不透明な部分が多いんです。

今回の記事では、実質賃金のプラス転換が何を意味するのか、そして僕たちの生活にどう影響してくるのかを、分かりやすく掘り下げていきます!

まず、今回の実質賃金プラス転換の話。実質賃金って何かというと、簡単に言えば、物価の変動を考慮して「実際にお金の価値がどれくらい上がったの?」って話です。

実質賃金
名目賃金から物価変動の影響を除いた指標。購買力の変動を示す重要な経済指標。

今回のプラス転換、主な理由は「夏のボーナス」!

うれしいですよね、ボーナス増えたら。でも、これが実質賃金の改善の全てってなると、ちょっと心配です。だってボーナスって毎月もらえるわけじゃないですからね。来月になったら「あれ? 実質賃金またマイナスじゃん!」なんてことも十分にあり得るわけです。

特に注目すべきは、家計調査の結果。可処分所得、つまり手取りのお金は増えてるんですけど、それでも消費は減ってるんですよ。

え、どういうこと? って思いますよね。

これ、みんな節約してるんです。物価高で生鮮野菜とかの値段が上がってるから、みんな買い控えてるってわけです。「外食は増えたけど、家での食材にはお金かけたくない」って感じですかね。

そして、日銀が最近やった追加利上げ。

これも影響大きいです。利上げって、言ってみれば「お金を借りるコストが増える」ってことですから、住宅ローンとか抱えてる人は特に大変。
「金利が上がったから、これ以上の出費は控えよう…」ってなりますよね。だから、消費がまた冷え込むリスクがあるわけです。

ただ、一部の消費項目では伸びてる部分もあるのが面白いところ。

猛暑の影響でエアコンがすごく売れてるとか、国内旅行費が伸びてるとか、ここはちょっと明るい話題です。でも、全体としてはまだまだ「安心してお金を使える状況」には程遠いかもしれません。

また、クレジットカードのデータなんかを見ると、20代の消費がけっこう伸びてるんですよね。

若い世代がボーナスでポンと使っちゃう感じ、ちょっとわかりますよね。僕たちが若い頃もそうだったかもしれないですし。でも、これが長続きするかどうかは微妙なところです。しばらくは節約志向が続くのかなって思います。

まとめ

結局のところ、今回の実質賃金プラス転換は「一時的な現象」と見たほうがいいかもしれません。

確かに、夏のボーナスで一瞬ホッとした感はありますが、これが今後の賃金改善や消費の底上げに繋がるかというと、まだまだ不透明な部分が多いです。

特に、今後の電気・ガス代の値上がりや物価高が家計に与える影響を考えると、「今のうちに節約しておこう」という人が増える可能性も高いです。

でも、だからと言って悲観的になる必要はないです。

経済はアップダウンを繰り返しながら成長していくものですし、一部の消費項目ではプラスの兆しも見えてきています。企業としては、この不安定な状況にどう対応するかが今後のカギになってくるでしょう。柔軟な経営戦略を持ち、リスクに備えながらもチャンスを見逃さない姿勢が求められる時期です。

一方で、個人としては、今後の経済動向をしっかりと見極めつつ、自分自身の家計管理を見直すいい機会かもしれません。「いつも通りの支出」ではなく、「今だからこそできること」を考える時期に差し掛かっているのかもしれませんね。

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